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サブリース物件不正融資

サブリース物件不正融資問題


令和元年は始まって2ヶ月、そして今年1年は半分が過ぎようとしています。7月には国政選挙がありますが、国民の多くは現在の景気状況を手放しで喜んでいないものの、現政権下での経済状況に一定の評価をしているように思います。

一方わが不動産業界を見れば、レオパレスやダイワハウスの建築偽装問題や、昨年からくすぶるスルガ銀行のシェアハウス「かぼちゃの馬車」向け不正融資問題などがありました。

スルガ銀行では、サブリース物件への融資で不正がおこなわれていました。ご存知の通りサブリースというのは、オーナーさんの代わりに不動産業者が賃貸物件を建設して一括で借り上げ、オーナーさんに一定の賃料を支払うシステムです。

シェアハウス「かぼちゃの馬車」を首都圏で展開する不動産会社スマートデイズは、「家賃0円・空室有でも儲かる不動産投資」という触れ込みで、個人投資家にシェアハウスを購入させて、サブリースの形態で家賃を保証していました。

しかし入居率が低迷してスマートデイズがオーナーに賃料を支払えなくなったことにより、不正が発覚しました。第三者委員会によると、オーナーの貯金額を多く改ざんしたり年収を水増しするなどの偽装工作がおこなわれていて、その数は800件近かったそうです。

銀行と不動産業者が結託して、オーナーを騙したような結果となり、銀行への不信感とともに不動産業界へも厳しい目が向けられることとなりました。耐震建築偽装、自動車業界の燃費偽装など、企業のウソが報道されるにつけ、日本の経済界は大丈夫なのかと心配になります。

どの不正もたいてい、背後に厳しいノルマやパワハラなどあがります。人間は弱いもので、追い詰められるとウソをついてしまうことがありますが、「このくらいはいいだろう」という小さな油断が、社会を揺るがす大事件になってしまいます。

子供の頃には、「ウソつきはドロボウの始まり」とか「誰が見ていなくても神様が見ているよ」と言われて育っても、大人になると「ばれなければいい」と、心変わりしてしまう社会は悲しいですね。そういうギスギスした状況が増えるなか、これ以上日本社会が歪まないことを祈ります。

小さな抵抗ですが、これからも街の不動産屋として「コツコツ真面目に」をモットーに営業していきたいと思います。

(写真=お詫びを掲載するスルガ銀行のウェブサイトなど)

 

サイトー不動産株式会社 代表取締役 齋藤 茂

 

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