
山中伸弥・京都大学教授のノーベル賞受賞は、暗いニュースが多い中、日本人に希望を与える明るいニュースとなりました。
iPS細胞の発明という未来の医療に画期的成果をもたらすであろう研究が希望であることもちろんですが、山中教授の人柄、また必ずしもエリートコースを順調に歩んでこられたわけではない経歴に心打たれた人も多かったのではないでしょうか。
大阪出身で神戸大学の卒業。関西アクセントの話し方もわれわれにとっては親しみを感じます。
誰もやろうとしない常識はずれの研究に取り組もうと思ったのは、いくつかの挫折の後の良い意味の開き直りがあったようです。
その過程では、早く亡くなったお父さんがお母さんの夢枕に立ち、ある助言をしたという秘話もあるそうです。「科学者としてそのようなことを信じるわけではないが・・・」と言いながら、ご両親に対する思いからその助言を無下に否定できなかったといいます。
夫人同伴の受賞会見で、家族に対する感謝、現場の若い研究者たちに対する感謝、支援を受けた国やさまざまな人々への感謝を繰り返される姿は、久々に良き日本人像を見た思いでした。
(写真は産經新聞より) |