平成29年も年末を迎え、神戸の街にもイルミネーションがあちこちで輝くようになりました。
このほど、「平成」の終わりの日が正式に決まりました。元号が変わる日がはっきり決まっているというのは初めての体験で不思議な気がしますが、あらためて時の流れに思いが至ります。
サイトー不動産は、今年で丸12年が過ぎ、来年は13年目を迎えます。この会社が50年、100年続くためにはどうあるべきかを考えることがよくあります。そのために、地道にこつこつ努力している小さな会社がある一方、今年は大きな会社の不祥事が相次ぎました。
名だたる日本の老舗メーカーが検査不正や品質改ざん不正をおこない、トップが謝罪会見をしているのを見るのは情けなく心苦しいものです。
聖書に「毒麦のたとえ」という逸話があります。当初は、良い麦と毒麦の区別がつかないので放っておかれるが、収穫の時が来れば毒麦は火で焼かれる」というものです。いまの時代は、放っておかれた不正や悪事が明らかになる時代なのかも知れません。
さて、大会社でも我が社のような小さな会社でも、大切なのはビジョンだと言われます。『小さな会社のビジョンのつくり方、浸透のさせ方』(村尾隆介著、PHP研究所)という本に、富士登山の逸話が載っています。「がんばっていこう」という声かけは意外と長続きしないが、はっきりと山頂が見えたとたん、俄然エネルギーが満ちるものだというお話です。
確かに、目指すところがはっきりとしていることで人は頑張れるものです。そして、小さな会社ほどこれを徹底できるという主張は励みになりました。
また、私の好きな「金持ち父さん」ことロバート・キヨサキ氏も、「言葉」の大切さを説いています。まさに人も会社も言葉でつくられるのだと思います。人に対しても自分に対しても、成長や発展にブレーキをかける言葉を吐かないようこの1年努力してきました。
先日、自分の1年に何点をつけられるかと友人に問われ、私は50点と答えました。友人には「ずいぶんと辛口だな」と言われましたが、私のビジョンへ向かう足場づくりという点から考えれば、実際このくらいです。
小さな会社の未来を切り開いていくのは簡単ではありません。私の奮闘はまだまだ続きそうです。 |