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アトランティック・シティ

 

娘がアメリカに住んでおり最近2人目の子が生まれたので、9月下旬に孫の顔を見に行ってきました。

娘が住んでいるのは、カジノが楽しめるため「東のラスベガス」とも呼ばれるアトランティック・シティー。東海岸のニュージャージー州の海辺のリゾート地です。

日本のマスコミではアメリカは好景気だと報道されています。しかし数日の滞在ではありましたが、本当にそうなのかなと思うことがいくつかありました。

聞けば、アトランティック・シティのカジノが最近3つも閉鎖したそうです。その1つは同地最大のカジノで、それらの閉鎖に伴う失業者は数千人になるだろうとのことでした。また、ローンが払えなくなった中古住宅の競売物件も多く、買い手が少ないため価格はさらに下がりそうだとのことでした。

それに加えて、FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)の金利も、「上げる、上げる」と言いながら、まだゼロ金利が続くことが決まりました。本当に好景気なら、もっと早く利上げに踏み切ればいいのにと思うのですが・・・。これも疑問を感じるところです。

さらに深刻だなと感じたのは、アメリカが抱える大量の不法移民の問題です。彼らに対して、寛大な態度をとるか厳しく対処するかは、大統領選にも影響する大きな国内課題となっています。現地で聞いたのは、不法移民に一定の法的地位を与え、住宅や自動車を購入するための頭金を地方銀行が用意するという優遇政策。その債権を中央銀行であるFRBが買い、さらにそれを金融商品として拡散・・・・というような図式です。

これが事実だとすると、そして安易に放置しておくと、あのサブプライムローン問題と同じ悪夢の再来となってしまうのではないかと背筋が寒くなります。

金融の実態は見えにくいですが、ホームセンターやスーパーを見ると、日本の比ではないその巨大な物流規模は実感できます。ハイウェイを走っている自動車を見ると、おおよそアメリカ車4割、日本車3割強、欧州車2割、その他で1割弱・・・という印象。当然のことですが、日本をはじめ世界の経済がアメリカの大きな影響圏にあります。

何はともあれ、この巨大な国の安定を願わざるを得ませんでした。

 
 

 

サイトー不動産株式会社 代表取締役 齋藤 茂

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