この10月、日本の政治がダイナミックに動きました。多くの国民が「政治って面白い」と盛り上がったのではないでしょうか。
4日におこなわれた自民党総裁選挙で、高市早苗さんが選ばれました。続く21日に開かれた国会での首相指名選挙においても高市さんが選ばれ、日本憲政史上初の女性首相が誕生しました。
この間、リベラル色の強いオールドメディアと保守系ネットメディアでは全く逆の論調が展開されました。総裁選では、テレビ番組のコメンテーターたちはみな、小泉進次郎氏の優勢や林芳正氏の健闘を語り、まるで高市氏が首相になったら困るかのようでした。
与党・公明党が名指しこそしなかったものの高市総裁回避発言をして慌てて弁明しましたが、高市総裁が誕生するとあっさり連立解消。よほど高市さんが嫌だったのでしょうか。直前に中国大使と会っていたことが報道され、中国側からの圧力かとも噂されました。
表向きは「政治とカネが・・・」と言いながら、斎藤党首自身の不記載問題(これと同じことをした自民党議員は「裏金議員」と呼ばれます)を追求されてしどろもどろの姿は気の毒でした。
とはいえ、そもそも基本政策に齟齬がある自民-公明の連立が解消されたことは、双方にとって良かったのではないかと思います。「民主主義」の現実とはいえ、数合わせのために信念さえも捻じ曲げるのは精神衛生上もよくないですから。
数的に追い詰められた自民からラブコールを送られたのが国民民主だったのですが、一瞬の決断力の遅さのために、サッと維新に取って代わられたのを見て、「政治って面白い」、あるいは「怖い」とも感じました。官僚上がりの党首と実務で鍛えられた党首との差なのだろうなとも思います。
そんなドラマの末に発足した高市内閣。女性閣僚が過去最多になるのではとの予想でしたが、片山さつき財務大臣、小野田紀美経済安全保障大臣の2人にとどまりました。とはいえ、それぞれ積極財政派、保守現実派としてネットでは大きな期待と絶賛の声が上がっています。
政権発足から1週間で、ASEAN、トランプ大統領来日、日韓首脳会談、日中首脳会談・・・と、ライフワークバランスを捨てて働くとの公言通りの高市総理。まだたったの1週間ですが、高市さんの元気な明るい姿に株価も過去最高値、国民もワクワクという感じです。奈良生まれ、神戸大学卒業ということも親近感を覚えます、日本の舵取りをよろしく願います!
ついつい、政治の話が長くなりましたが、プライベートでは夫婦で韓国へのプチ旅行でちょっと息抜きをしてきました。ホテル近くのヒルトンが営業を停止していたので、タクシーで龍山のカジノへ。タクシーの運転手さんの言うには(翻訳機で)、尹政権で公共料金が上がって生活は良くないとのことでした。韓国の政権交代は、辞めたら悲惨な末路をたどるという日本とは比べ物にならないほど過激で、隣国のことながら心配になります。
日韓どちらも新しい政権、保守とリベラルで政治信条の違いや隣国ならではのいろんな小競り合いもありますが、仲良くするにこしたことはないと単純に思います。一国のリーダーは、国と国民を思う信念が必要ですが、時に妥協や現実を優先することも求められるのが政治の世界だといいます。オールドメディアではコメンテーターたちが新政権へのケチをつけるでしょうが、高市さん、頑張ってほしいです。
あ、また政治の話になりました。それだけ、政治が動いた10月だったということですね。
(写真=NHKの自民党総裁選挙中継映像) |