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止まらぬ円安に思う


朝、この春に入学したでのあろう小柄な小学生が、けなげにランドセルを背負って傘をさして登校する姿が目に止まりました。関西地方も梅雨入りしました。

雨の多いこの6月下旬の時点で、円は1ドル160円台まで値下がりしました。新聞見出しは「止まらぬ円安」、「円安パニック」、「円安打つ手なし?」・・・など危機感を煽る言葉が並んでいます。確かに、輸入品の値段が上がり、不動産業界でも建築コストは3割増ほどになっています。

心配なレベルの円安ではありますが、主に国内での売り買いしている普通の生活なら、マスコミが言うほどの不便や危機を感じていない人が多いのではないでしょうか。ビジネスにおいても、円安はデメリットばかりではなくメリットもあるのですから、一喜一憂や責任転嫁をしないで、自身の事業を冷静に見つめる機会でもあるのだと思います。

というのもマスコミ報道とは裏腹に、この状況で多大な利益を上げている人たちもいるんだなと改めて実感したことがあったからです。10年以上も前のことで忘れかけていたのですが、アメリカ在住の親族にあるまとまったお金を貸したことがありました。最近、それをドル建てで返済してくれたのですが、この円安・ドル高の影響でちょっと驚くほどの金額になっていました。考えれば当たり前のことなのですが、この円安をうまく利用して儲けている人の気持ちを、図らずもちょっとだけ味わいました。

ところで経済学者の高橋洋一氏によれば、日本政府はドルをたくさん持っているので、実は円安で政府は大儲けしているんだそうです。それを明らかにしないのは、減税を求める声を恐れているからだといいます。

それはともかく、いずれにしても危機ばかり強調するマスコミ報道にあまり影響されずに、コツコツと本業に精を出すのがいちばんいいのでしょう。本業といえば、材料費の高騰に加えて、建築基準法の改正によるコスト高という側面もあります。近年はプライバシー保護のための遮音性能や断熱性能の基準が厳しくなって、それに伴って建設費用も高くなる傾向があるのです。

材料費が世界情勢に連動していたり、人々の意識の変化が法律を変えたりするなど、自分の影響の及ばないところについて、あれこれ愚痴を言っても仕方ありません。自分自身と自分の会社について、そしてそれが世間や世界に影響を及ぼすことのできる範囲のことに意識を注いで、営業努力をしていきたいと思います。

さて我が社はといえば、6月が決済月。そして7月からは代表取締役が代がわりして、20期目がスタートします。あらためてご挨拶いたしますが、どうぞ変わらぬご愛顧をお願いしたいと思います。

 

サイトー不動産株式会社 代表取締役 齋藤 茂

 

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