昨年7月8日、安倍晋三元総理大臣が亡くなってから1年が経ちました。
一周忌の法要に際して、菅前総理大臣は「喪失感はいまだに大きく、ことあるごとに安倍さんならどう考えるだろうと思いをめぐらせてしまう。大局観、歴史観、国家観があり、常に先を考える政治家だった」などと話しました。
私も菅前総理の言葉と同じような思いです。ロシアとウクライナの戦況はいまだに続き、世界は対応に苦慮しています。ますます独裁を強める中国、台湾は大丈夫だろうかと心配になります。
国内政治も課題は山積で、何かすっきりしないものを感じます。また政治のせいではないですが、最近も神戸で起こった児童殺害や札幌での首無し殺人など目を覆う気味の悪い事件が続きました。経済界でも、中古車販売大手の信じられない不正が明るみに出ました。気のせいか安倍さんの事件以降、日本の社会が何かおかしくなっているのではないかと思ったりします。
安倍さんがいたら、日本はどう動いていただろうか。そう思ってしまうのは、いまの岸田政権がピリッとしていないせいもあります。「聞く力」とは言うけれど、自分は何をしたいのか、どんな国にしたいのかが私には見えてきません。
もちろん安倍さんの政治手法には賛否があり、良くない部分もありました。それでも、マスコミの行き過ぎたアンチ安倍報道と、それに引っ張られてなんとなく反感を持つ人が多いことには違和感がありました。それは亡くなってからも、1年経った今もあまり変わらないのが残念です。神戸の一不動産屋のぼやきですが、時が経ち安倍さんの業績が正当に評価される日がくればと思っています。
ただ、悲観しているわけではありません。日本国民というのは、サイレントマジョリティと言うのでしょうか、騒がないけれど良識的な考えを持っている人が多いと思います。諸外国に比べて、圧倒的に安定したこの国だからこそ、コツコツと真面目に商売をすることで生き残ってこれた実感があるからです。
最近も、あるビジネス案件で係争中の事案がありましたが、当社の主張が認められ一段落しました。これからも、ビジネスにおいて、また私的にも紆余曲折があるだろうなと、この酷暑もあいまって厳しさを覚悟する心境です。
本当に厳しい暑さです。末筆となりましたが、暑中お見舞い申し上げます。どうぞご自愛の上、健やかにお過ごしください。
(写真は7月8日におこなわれた「安倍晋三元総理の志を継承する集い」Youtubeより) |